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<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE article PUBLIC "-//KDE//DTD DocBook XML V4.1.2-Based Variant V1.1//EN"
"dtd/kdex.dtd" [
<!ENTITY % addindex "IGNORE">
<!ENTITY % Japanese "INCLUDE" 
> <!-- change language only here -->
]>

<article lang="&language;">
<articleinfo>

<authorgroup>
<author
> <firstname
>Mike</firstname
> <surname
>McBride</surname
> </author>
<author
> <firstname
>Jost</firstname
> <surname
>Schenck</surname
> </author>
<author
> <firstname
>Kevin</firstname
> <surname
>Breit</surname
> </author>
<author
><firstname
>日本語訳:Sinopa</firstname
> <affiliation
><address
> <email
>sinohara@kde.gr.jp</email
> </address
></affiliation
></author>
</authorgroup>

<date
>2002-02-12</date>
<releaseinfo
>3.00.00</releaseinfo>

<keywordset>
<keyword
>KDE</keyword>
<keyword
>KControl</keyword>
<keyword
>アイコン</keyword>
</keywordset>
</articleinfo>
<sect1 id="icons">
<title
>アイコン</title>

<sect2 id="icons-intro">
<title
>はじめに</title>

<para
>&kde;には様々なサイズのアイコンのフルセットが含まれます。これらのアイコンは&kde;全体で使用されます。:デスクトップ、パネル、&konqueror;ファイルマネージャ、そして全ての&kde;アプリケーションのツールバー等です。アイコンコントロールモジュールは、&kde;でのアイコンの扱い方をカスタマイズするとても柔軟な方法を提供します。このモジュールでは下記のような事が出来ます:</para>

<itemizedlist
> <listitem
><para
>アイコンサイズの選択</para
></listitem
> <listitem
><para
>アイコン効果の設定(例えば、半透明にしたり、色付けをする等) </para
></listitem
> <listitem
><para
>それらの設定を使われる場所(例えばデスクトップ上、ツールバー上等)毎に変更すること。 </para
></listitem
> </itemizedlist>

<important
><para
>これらの設定は選択されているアイコンテーマに依存します。&kde;にはデフォルトでは、1つのアイコンテーマが含まれています。ハイカラーテーマです。なおkdeartworkパッケージには、ローカラーテーマやそれ以外のものが含まれています。</para
></important>

</sect2>

<sect2 id="icon-theme">
<title
>テーマ</title>

<para
>まず先頭の部分にはいくつかのアイコンの例が表示されています。これらの外観は、選択されているアイコンテーマによって異ります。ほとんどのデフォルトインストールでは、1つのアイコンテーマ(&kde; デフォルトハイカラーテーマです)だけが利用可能です。その他のテーマは別個にkdeartwrokパッケージに含まれています。また、その他にもインターネットからダウンロードできます。</para>

<para
><guibutton
>参照</guibutton
>ボタン(フォルダのアイコンが描かれたボタン)をクリックして、新規にダウンロードして解凍されたテーマの場所を指定して下さい。それから<guibutton
>新規テーマをインストール</guibutton
>をクリックして下さい。すると上のリストで新しいテーマが選択できるようになる筈です。</para>
</sect2>

<sect2 id="icons-use">
<title
>詳細</title>

<para
>アイコンコントロールモジュールの2つ目のページには、以下のような2つの領域があります:</para>

<itemizedlist
> <listitem
> <para
><guilabel
>アイコンの使用</guilabel
>と付けられた領域では、設定したいアイコンの使用場所を選択します。例えば<guilabel
>ツールバー</guilabel
>など。</para
> </listitem
> <listitem
> <para
>ページ上の領域には現在の設定で、選択された種類のアイコンがどのように見えるかが表示されます。(訳注:実際には、プレビュー領域は下半分にあります。)プレビューの状態は、<guilabel
>効果</guilabel
>タブ(今はそれが何かは気にしないで。後で説明しますから)での設定にも依存します。 </para
> </listitem
> </itemizedlist>

<para
>アイコンの設定は、まず、設定したいアイコンの使用場所を選択し、詳細設定を行い、次いで次のアイコンの使用場所を選択という風に行います。最後に設定が終ったら、<guibutton
>はい</guibutton
> ボタン または<guibutton
>適用</guibutton
> ボタンをクリックして変更を反映します。(訳注:<guibutton
>はい</guibutton
> ボタンは&kde;3.0以降、モジュールが独立して実行される場合にのみ表示されるようになりました。)</para>

<para
>他にあと2つ説明すべきオプションがあります。<guilabel
>サイズ</guilabel
> と <guilabel
>効果</guilabel
> です。 </para>

<sect3 id="icons-use-size">
<title
>アイコンサイズ</title>

<para
>まず、アイコンサイズのリストから選択します。次に&kde;にアイコンの画素を2倍にして描画するかどうかを指示します。大きなサイズのアイコンは視覚に障害がある人々には便利です。</para>

<para
>アイコンサイズのリストボックスに表示されるサイズは、アイコンテーマコントロールモジュールで選択されている、アイコンテーマによります。例えば、ローカラーアイコンテーマでは、デスクトップアイコンには16と32だけが表示され、ツールバーアイコンには、16,22,32だけが表示されます。ハイカラーアイコンテーマでは、それぞれ、16,32,48、及び 64〜128となっています。しかしながら、&kde;はそれら全部のアイコンサイズを格納しては居ませんので64〜128のサイズのアイコンは画質を犠牲にして自動的に生成されます。</para>

<para
>現在のアイコンテーマで提供されているサイズでは不十分な場合、<guilabel
>画素を2倍に</guilabel
>オプションがあります。このオプションが選択されていると、全てのアイコンは2倍の画素を持ちます。即ち通常のピクセルの代わりに2X2のブロックが使われるのです。これにより非常に大きなアイコンが作れますが、画質は落ちます。アイコンはガタガタになっている筈です。もしあなたがシンクレア ZX等に親しんでいたのなら、そこでお馴染みに効果ですね。このオプションがあなたに適しているのなら、&kde;のハイカラーアイコンテーマで提供されている大きなアイコンの方が、ローカラーで画素を2倍にするよりもよりよい画質が得られるでしょう。</para
> 

<para
>アンチエイリアスフォントの効果の場合と同様に、アイコンもスムーズな表示を行わせることが可能です。<guilabel
>アルファチャネルでブレンド</guilabel
>チェックボックスを有効にすると、この機能を見ることができます。ただし、これは遅いコンピュータでは遅い描画速度をもたらします。</para>

</sect3>

<sect3 id="icons-use-effects">
<title
>効果</title>

<para
>最後に、アイコンに適用する<quote
>フィルター</quote
>を設定できます。実際には、アイコンの使用場所毎に、1つのフィルターを設定するのではなく、次の3つの状態毎に設定することになります。:</para>

<variablelist
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>標準</guilabel
></term
> <listitem
><para
>通常のアイコンの見え方です。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>アクティブ</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>マウスカーソルが上に来たときのアイコンの見え方です。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>無効</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>アイコンが無効になっているとき(クリックしても何も起きない状態)の見え方です。</para
></listitem
> </varlistentry
> </variablelist>

<para
>これらの状態のいずれかを選択してから、<guibutton
>効果を設定...</guibutton
>ボタンを押して、対応するアイコンの効果を設定して下さい。この設定の結果は、選択されている<guilabel
>アイコンの使用</guilabel
>カテゴリー(上述)に対してのみ効果を持ちます。<guilabel
>ツールバー</guilabel
>が選択されているときは、他の場所で使用されているアイコンには影響は<emphasis
>ありません</emphasis
>。</para>

<para
>アイコンの状態のリストの下に2つのオプションがあります。:効果を設定し、<guilabel
>半透明</guilabel
>オプションを選択します。半透明オプションはアイコンの背景が薄く透き通って見えるようにします。効果のリストボックスの右には、フィルターの追加パラメータを指定する為の設定ボタンがあります。</para>

<para
>アイコンには下記のような効果を適用出来ます:</para>

<variablelist
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>効果なし</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>アイコンは効果の適用無しで使われます。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>グレイに</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>このフィルターはアイコンを灰色っぽくします。<guibutton
>設定</guibutton
>ボタンをクリックして、このフィルターの強さを指定して下さい。この効果は通常、殆んどのユーザーインターフェースでは、無効になったアイコンにのみ適用されています。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>色を付ける</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>アイコンを好きな色で染めます。例えば、アクティブアイコン(即ち、マウスカーソルがその上に置かれているアイコン)が金色に輝いて見えるように設定する等。<guibutton
>設定</guibutton
>ボタンをクリックして、使用する色と、その強さを指定して下さい。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>ガンマ</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>アイコンに適用されるガンマ値を変えます。もし写真に明るくなく、ガンマが何かをご存知無いなら:ガンマとは、コントラストと呼ばれているものに近いものです。<guibutton
>設定</guibutton
>ボタンをクリックして、色々と変えてみると、感じが掴めるでしょう。</para
></listitem
> </varlistentry
> <varlistentry
> <term
><guilabel
>減色</guilabel
>:</term
> <listitem
><para
>アイコンは減色されて描かれます。これはTVの<quote
>色調</quote
>設定に近いものです。<guibutton
>設定</guibutton
>ボタンをクリックして、減色の度合を指定します。 </para
></listitem
> </varlistentry
> </variablelist>

</sect3>

</sect2>

<sect2 id="icons-author">
<title
>このセクションの作者</title>
<para
>このセクションは、Jost Schenck <email
>jost@schenck.de</email
>によって書かれました。 </para>
</sect2>

</sect1>

</article>